名手マチャドが驚愕ジャンピング送球 強肩発動に「キャノン」「現実離れ」

驚愕のジャンピングスローを魅せたオリオールズのマニー・マチャド【写真:Getty Images】
驚愕のジャンピングスローを魅せたオリオールズのマニー・マチャド【写真:Getty Images】

浅めの左翼から一塁へジャンピングスロー披露

 オリオールズの名手、マニー・マチャド内野手がまたスーパー守備で魅せた。11日(日本時間12日)の本拠地ブルージェイズ戦で“強肩”発動。左翼浅めの位置から一塁へ、ため息の出るような正確な送球でアウトに仕留め、思わず適地実況も「プラチナムなプレー」と脱帽した。

 オリオールズが5-3とリードする7回表1死の場面。今季から遊撃にコンバートされた守備の名手が躍動した。打席に立ったスモークの打球は三遊間を抜けるレフト前ヒットになるかと思われたが、疾風のように現れたマチャドは、三遊間の深い位置で打球を逆シングルキャッチすると、振り向きざまに一塁へジャンピングスロー。ボールは一塁手デービスのミットにすっぽりと収まるドンピシャ送球となり、余裕でスモークをアウトに仕留めた。

 ゴールドグラブ賞を2度受賞した名手マチャドは、これまで何度も美技を披露しているが、これには敵地実況も絶句。トロントで試合を中継する「スポーツネット」の実況バック・マルティネス氏は「なんてプレーだ。オーマイ…」と一瞬言葉を失った後、「マイナー時代は元々ショートだったマチャドですが、チームが三塁手を必要としていたこともありポジションを移しました。彼は今まさに本来の居場所でプレー披露しています」と感嘆するしかなかった。解説を務める元メジャーのパット・タブラー氏も「ロケットアーム」「まさにダイヤモンドを横切る送球」と絶賛した。

 地元テレビ局「MASN」の実況ゲイリー・ソーン氏も「こういったプラチナムなプレーを見せてきましたが…やってのけました!」と驚きを隠せなかった。

 MLB公式ツイッターは「どこで起用してもいい。マニーはあなたにハイライトをお届けする」という一文を添え、このスーパープレーの動画を速報。すると、ファンも驚愕のプレーを称えるコメントを次々に寄せた。

「キャノンだ」

「現実離れしてる。最上級のリスペクトを」

「感銘的だ!」

「アメイジング・スロー」

「なんて肩だ! こういった送球が他のショートもできるものだと思ってはいけない」

「球界最高の選手」

「投手もできるんじゃないか?」

 シーズンはまだ始まったばかり。今季もまた数々のプレーでファンの目を楽しませてくれそうだ。

【動画】ファン興奮の「アメイジング・スロー」…メジャー屈指の名手マチャドが“驚愕”ジャンピング送球を魅せる!

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