グリエルが今季2戦目で早くも1号 右手手術+5戦出場停止で14日に初出場
今季初マルチもチームは延長10回に敗れる
アストロズのユリ・グリエル内野手が14日(日本時間15日)、本拠地レンジャーズ戦で今季初ホームランを放った。キャンプ中に右手有鉤骨の手術を受けて開幕に出遅れた上に、昨季ワールドシリーズ中に犯した侮辱行為に対する処罰として、今季初登録から5試合出場停止処分。13日(同14日)にチームメイトから約2週間遅れてシーズン開幕を迎えたが、その遅れを感じさせない一発となった。試合は延長10回の末、5-6で敗れた。
第1打席はレフトへのフライに倒れたグリエルのバットが、4回に火を噴いた。先頭スプリンガーからの2連打と死球で無死満塁となったところで、まずはコレアが左翼へ先制2点二塁打を運んだ。なおも無死二、三塁の絶好機で打席に立ったグリエルは、レンジャーズ先発マイナーの初球内角高めの速球を強振。打球は左翼スタンドに消える3ランホームランとなった。
グリエルは第4打席にも右翼へ二塁打を運んで今季初マルチをマーク。2連覇を狙うアストロズに心強い戦力が戻ってきた。