敵将絶賛「人々を魅了」の大谷翔平 ”極寒”での3度目先発へ、相手も「同情」
相手球団の投手も「同情」する寒さ、敵将は絶賛「見るのは興味深い」
ただ、厳しい環境であることは確か。2016年からロイヤルズに所属し、今季で3年目を迎える右腕イアン・ケネディは、米全国紙「USAトゥデイ」の取材に対して「彼に同情するよ」と話したという。「先週クリーブランド(インディアンス戦)で、華氏34度(摂氏1.11度)の中で登板した。背中が痛んだよ。脚もね。適応力が試される」。メジャー3度目の先発はたくましさが求められる。
一方で、メジャー3度目の先発登板に大きな注目が集まることも間違いない。前回登板は7回1安打無失点12奪三振1四球という衝撃的な内容。投げるたびに期待は高まっていくことになりそうだ。敵将のヨスト監督も地元紙「カンザスシティ・スター」の中で「特別なスキルセットだ。そうそう手にすることはできない。とても、とても貴重だ。あのレベルで投手を務めつつ、打者としても優秀。球史においてそういったケースは多くはなかったからね」と絶賛している。
ロイヤルズとしては“難敵”を相手にすることになるが、指揮官は「彼は多くの人々を魅了している」とした上で「見るのは興味深いだろうね」とも言及。大谷の圧巻のパフォーマンスは、日本や米国のファンに加えて、メジャーの他球団の監督や選手すらも「魅了」しているようだ。
果たして、3度目の先発登板でどのような投球を見せてくれるのか。その一挙手一投足から目が離せない。
(Full-Count編集部)