メッツ25歳右腕が見せた“魔球”が話題に「ぞっとする…」「フェアじゃない」
メッツ・シンダーガードが8連続含む11K
メッツのノア・シンダーガード投手が15日(日本時間16日)の本拠地ブルワーズ戦で見せた奪三振ショーが話題となっている。25歳右腕はこの日6回途中を投げて8者連続を含む11奪三振を記録。勝敗はつかなかったものの、2安打1失点(自責0)の好投でチームの3-2の勝利に貢献した。MLB公式ツイッターもこの好投を動画付きでレポート。鋭く変化するチェンジアップには大きな反響が寄せられている。
メジャー2年目の2016年に14勝を挙げながら昨季負傷により7登板で1勝と苦しんだ右腕。それでも今季は3登板で2勝を記録し、この日の一戦を迎えた。初回は四球とエラーで出塁を許しながらも無失点に封じると、2回1死から奪三振ショーを披露。アーシア、バンディと連続三振に仕留めると、3回、4回と圧巻の3者連続三振斬りで8打者連続奪三振とした。
この日は5回1/3を投げて2安打1四球11奪三振で1失点(自責1)の好投。メッツは同点の9回にフローレスの一発が飛び出し、サヨナラ勝ちを収めた。
シンダーガードが見せた奪三振ショーは現地で話題となっており、MLB公式ツイッターは「(打者からすると)なんとも不快な一球」との言葉とともに、打者のバットを避けるように急激に変化するチェンジアップの動画を紹介。この一球には「一体このボールをなんと形容すればいいんだ」、「サークルチェンジだね、ぞっとする…」、「これはエゲツない」、「これぞシンダーガード」、「これと同等以上のサークルチェンジを投げられたのはヨハン・サンタナくらいだろう」、「すごいムーブメントだ」、「これはフェアじゃない」、「これはもはや違法では!?」、「アメイジング」などの驚嘆の声が寄せられている。
シンダーガードは2016年7月10日のダイヤモンドバックス戦で記録した13奪三振が自己最多。次いで12奪三振が1回あり、11奪三振は通算5度目となっている。