ハムのトンキン&マルティネスは上々、楽天は苦戦…パ外国人診断
日本ハムは投手2人が奮闘、最下位の楽天は…
◯4位:日本ハム(7勝7敗)
マイケル・トンキン投手
6試合1勝0敗2ホールド2セーブ 防御率0.00
ニック・マルティネス投手
3試合1勝2敗0ホールド0セーブ 防御率1.96
オズワルド・アルシア外野手
11試合34打数9安打0本塁打4打点 打率.265
ブランドン・レアード内野手
14試合53打数12安打3本塁打8打点 打率.226
ブライアン・ロドリゲス投手
1試合0勝1敗0ホールド0セーブ 防御率30.86
大谷翔平や増井浩俊らがチームを離れ、世代交代の時を迎えている日本ハム。新たにチームに加わった助っ人のうち、トンキンとマルティネスの両投手はきっちりと戦力になっている。トンキンはセットアッパーとして自責点0、マルティネスも味方の援護には恵まれていないが、防御率1.96と安定した投球を見せている。アルシア、レアードの助っ人砲2人の働きはまだ物足りない。開幕投手を務めたロドリゲスは2軍でも結果を残せていない。
◯5位:オリックス(4勝9敗1分)
アンドリュー・アルバース投手
2試合1勝0敗0ホールド0セーブ 防御率2.45
ブランドン・ディクソン投手
2試合0勝1敗0ホールド0セーブ 防御率2.25
ステフェン・ロメロ外野手
14試合50打数10安打1本塁打3打点 打率.200
クリス・マレーロ内野手
13試合45打数9安打5本塁打13打点 打率.200
助っ人は投打で対照的な成績になっている。アルバース、ディクソンはともに先発ローテに入り、防御率2点台前半と上々の投球を見せている。だが、ロメロ、マレーロを含む打線が爆発力に乏しく、なかなか援護できていない。ロメロは打率2割、1本塁打にとどまり、マレーロもリーグトップの5本塁打を放っているが、打率2割と精度を欠く。打線の軸である2人の復調は、チームの浮上に不可欠である。
◯6位:楽天(4勝10敗1分)
フランク・ハーマン投手
6試合0勝1敗4ホールド0セーブ 防御率5.40
ゼラス・ウィーラー内野手
15試合56打数15安打0本塁打1打点 打率.268
ジャフェット・アマダー内野手
15試合44打数10安打1本塁打5打点 打率.227
カルロス・ペゲーロ外野手
13試合54打数11安打3本塁打11打点 打率.204
1軍出場なし
宋家豪投手、ジョシュ・コラレス投手、オコエ・ディクソン外野手
昨季と1軍に並ぶ助っ人勢の顔ぶれは変わらない。深刻なのはウィーラーの状態だろう。打率は.268ながら、15試合が終わって本塁打ゼロ、打点もわずかに1。得点圏打率が.000となっており、チャンスに打てない。ペゲーロ、アマダーも状態はイマイチで、苦しいチーム状況がうかがえる。ハーマンも失点する試合が多くなっている。
(Full-Count編集部)