大谷翔平、米でも注目度抜群 経済誌「フォーブス」また特集「米国にも利益」
大谷の加入でエンゼルスには「すでに良い経済的影響」
さらに、経済誌らしく「当然、日本生まれのスターはすでに球団にとって良い経済的影響を生み出している」と、観客動員数や広告収入にプラスに作用していることにも言及。「イチロー・スズキが2001年にシアトル・マリナーズに加入し、リーグのMVPになって以来、日本から都市観光のブームが生まれた」とイチローのデビュー当時の経済効果とも重ね合わせている。
同誌はまた、二刀流という大谷の“特殊能力”が、いかに凄いものであるかも強調。「ショウヘイ・オオタニのユニークなスキルに関する発言で最も分かりやすい」ものとして、争奪戦に参戦していたマリナーズのジェリー・ディポトGMの発言を紹介している。
「打球を500フィート(約152メートル)飛ばす選手や時速100マイル(約161キロ)の投球をする選手をたくさん見てきた。だが、1人の選手がその両方をするのは見たことがない」
その個性は、圧倒的な身体能力を誇る選手が集まるメジャーの中においても“唯一無二”。記事では「ベーブ・ルースとショウヘイ・オオタニの比較は大げさではない」と“野球の神様“と名前を並べ、大谷がメジャーでプレーすることでアメリカにも「利益」があるとしている。
驚異的なプレーを日常的に見ている母国のメディアやファンさえもワクワクさせる二刀流。そのスケールの大きさは、まさに“前代未聞”と言える。
(Full-Count編集部)