田中将大、今季最多7失点で2敗目 自身4戦連続被弾、防御率6.45に悪化

スリーランを浴びたヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
スリーランを浴びたヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

5回に痛恨3ラン被弾、ヤンキース大敗

 ヤンキースの田中将大投手が17日(日本時間18日)の本拠地マーリンズ戦で5回を投げ、今季最多7失点で2敗目(2勝)を喫した。ヤンキース打線も相手投手を攻略できず、1-9で完敗した。

 試合前まで3連敗、4勝12敗と大きく負け越していたマーリンズ。低迷する相手に田中は立ち上がりから苦しんだ。初回、先頭のディートリッチに右前安打、ロハスに四球で一、二塁のピンチを招くと、カストロの左前適時打で先制点を献上。さらにボーアの左前安打で無死満塁となると、リアルミュートの打球を遊撃手のグレゴリアスが一塁へ悪送球。これで2人が生還し、初回いきなり3失点を喫した。

 2回は先頭メイビンのセーフティーバントを捕手のサンチェスが一塁へ悪送球。記録はヒットとエラーで無死二塁となると、1死三塁となった後、ディートリッチの打球を二塁ウォーカーがグラブに当てるも捕球しきれず、タイムリーに。リードを4点に広げられた。

 田中は3回、4回と無失点に封じて立ち直ったかに見えたが、5回2死からカストロに三塁内野安打、ボーアに四球で一、二塁とすると、リアルミュートに右翼へ3ランを被弾。これで今季自身4試合連続の被弾となった。

 この日は5回83球を投げ、8安打5奪三振3四死球7失点(自責6)。防御率は5.19から6.45まで悪化した。ヤンキース打線も8回まで無得点と沈黙。9回にアンドゥハーのメジャー初本塁打で1点を返したのみで1-9と大敗した。田中はこれで2勝2敗となった。

(Full-Count編集部)

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