大谷翔平、初黒星で見えたモノ 米名物コラムニストの目「価値は下がらない」

「もう一度言うが、オオタニの価値は損なわれるものではない」

 大谷はスプリングトレーニングで投打で成績が振るわなかった。オープン戦の打率は.125、防御率は27.00。だが、大谷は手元で動くメジャー投手に対応するために右足を上げるフォームからノーステップの打法に変えるという絶大な修正力を見せた。今でも試合ごとに反省を忘れず、飽くなき向上心を見せており、壁に当たったとしてもそれを乗り越えていく可能性を秘めている。

 ひとまず、レッドソックス戦の初黒星とマメの問題でアメリカでは大谷フィーバーも一息ついた格好となった。

「もう一度言うが、この試合でオオタニの価値は損なわれるものではない。アメリカメディアの問題だが、スポーツのみならず、どの分野でも全ては24時間か48時間以内に起きたことが重要で、それまでの偉大なことをすっかり忘れてしまう傾向にあるんだ。彼は若い。長い目でみれば問題ない。OK以上のものを見せてくれるはずだ」

 そう嘆息をついた名物コラムニスト。二刀流の快進撃はレッドソックスに止められたが、今後の大谷の逆襲に大いに期待していた。

(Full-Count編集部)

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