6連勝へ、ホークス先発陣の“救世主”石川は「責任感をもって調整してきた」

ソフトバンク・石川柊太【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・石川柊太【写真:藤浦一都】

負傷者続出の中継ぎの負担軽減へ「無駄なボールは減らしたい」

 19日、ソフトバンクの石川柊太投手が、自らの3勝目とチームの6連勝をかけて楽天に先発する。

 12日の日本ハム戦で中継ぎから中3日で先発し、7回無失点で2勝目を挙げた石川。千賀滉大を欠く先発陣の救世主として、中6日で楽天打線に挑む。中継ぎとしての調整から、この1週間は先発としての調整に変わったが「特に何も変わっていないというか、変えていないです。ただ調整のハードルが上がったというか、(先発としての)責任感をもって調整してきました」という。

 楽天打線の印象は「左打者が多いので(それに対して)使わなきゃいけないボールもあるでしょう。しっかり投げ切る準備はしています」と自信をのぞかせた。

 また、サファテが登録抹消となり、モイネロ、森唯斗は連投したばかり。自ずとより長いイニングを投げることが求められるが、その自覚も十分だ。「自分としては(長いイニングを)いくつもりです。ただ、それを見据えて『初回から後先考えて』とはならない。少しでも無駄なボールは減らしていきたいですね。それが自分自身がよりレベルアップすることにもつながりますから」と話す。

 18日は敗戦濃厚だった西武が奇跡的な逆転劇を展開し、差をつめることはできなかった。まだシーズン序盤とはいえ、西武に引き離されないためにも、19日は石川の好投に期待したい。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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