巨人、田口が5回無失点の粘投で今季初勝利 阪神は勝率5割に

阪神対巨人の試合結果
阪神対巨人の試合結果

7安打を浴びながらも要所を締め得点許さず

 巨人の田口麗斗投手が21日の阪神戦(甲子園)に先発し5回0/3、7安打無失点の粘投を見せ今季初勝利を挙げた。

 2回は1死から原口、糸原に連打を浴び一、二塁のピンチを背負ったが、大山を一直併殺、さらに4回も2死満塁と走者を背負ったが大山の放った一、二塁間へのゴロを吉川尚が好捕。バックにも助けられ無失点で切り抜けた。

 6回。先頭のロサリオに二塁打を浴び、続く福留に死球を与え無死一、二塁。2打席連続で安打を浴びている原口を迎えた場面で交代となった。2番手には沢村がマウンドに上がり無死満塁のピンチを作ったが糸原を中飛球、大山を投ゴロ併殺に打ち取り無失点で切り抜けた。

 8回をマシソン、9回はカミネロが締め完封リレー。阪神は連敗で勝率は5割となった。

 この試合まで3試合に登板し0勝1敗、防御率8.36と不安定な投球が続いていた田口。伝統の一戦で待望の初勝利を挙げ左のエースがようやく“開幕”を迎えた。

【動画】巨人・田口が5回無失点の粘投で今季初勝利! 21日の阪神対巨人ハイライト

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