西武また逆転で本拠地8連勝 栗山逆転弾、浅村&山川も一発、多和田は4連勝

4回裏、西武・栗山巧が逆転3ランホームランを放つ【画像:(C)PLM】
4回裏、西武・栗山巧が逆転3ランホームランを放つ【画像:(C)PLM】

8回以降に8点差ひっくり返したミラクル勝利から3戦連続逆転勝利

 西武は21日、本拠地でのロッテ戦に9-3で勝利した。先発の多和田が4回に3点を先制されるも、その裏に自慢の打線が爆発し、栗山の3ランで逆転。続く5回にも浅村、山川のホームランが飛び出し、ロッテを突き放した。8、9回に8点差を逆転した18日のミラクル勝利から3連勝。開幕から本拠地8連勝を飾り、貯金10とした。

 3回までわずか1安打に抑えていた多和田は、4回1死から中村、井上の連打、鈴木への四球で満塁のピンチを迎える。ここで平沢に走者一掃の3点二塁打を浴び、先制を許した。

 しかし、今の西武に3点のビハインドはないに等しい。その裏、1死から浅村がヒット、山川が四球、森は四球で満塁の絶好機。外崎の犠飛で1点を返すと、栗山が酒居からライトへ逆転3ランを放ち、あっという間に試合をひっくり返した。

 さらに、5回は2死から源田がヒットで出塁し、浅村がバックスクリーンへ2ラン。続く山川の特大の一発を放ち、酒居をKO。4点リードとした。

 多和田は6回3失点に抑え、開幕から4試合連続クオリティ・スタート(QS、6回以上を自責3以下)と先発の役割を果たす。7回以降は救援陣が抑えると、打線は7回にも浅村、山川のタイムリーで追加点を奪取。試合を決めた。

 18日の日本ハム戦は8回から8点差逆転、20日のロッテ戦も6回に3点差を追いつき、2点を勝ち越された直後の8回には6点を奪って逆転。打線の爆発による3試合連続逆転勝利を飾った。これで貯金は「10」。多和田は開幕から負けなしの4連勝となった。

【動画】強いぞ西武! ベテラン栗山巧の試合をひっくり返す3ランホームラン!

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