元Gマイコラスが7回2失点の快投 無傷3勝目に指揮官「馬や牛のように強い」

レッズ戦に先発し、白星を挙げたカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】
レッズ戦に先発し、白星を挙げたカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】

7回をわずか85球、与えた四球はゼロ

 カージナルスのマイルズ・マイコラス投手が22日(日本時間23日)、本拠地でのレッズ戦に先発し、7回を5安打6奪三振無四球2失点(自責1)の快投で無傷の3勝目を挙げた。チームは3連勝を飾り、中地区首位を守った。

 初回を3者凡退でスタートさせると、2回には2死一、二塁としたが無失点で切り抜けた。3回、4回と2イニング連続で3者凡退。5回2死からカスティーヨに右翼へヒットされるまで打者9人を連続で退けた。失点したのは3点リードの6回だ。先頭ペラザを三塁悪送球で出塁させると、ウィンカーとボットに2連続タイムリーを浴び、2点を失った。だが、7回も3者凡退に斬るピッチング。わずか85球(67ストライク)で7回を投げ終え、チームに勝機を与えた。

 球団公式サイトによれば、試合後にマシーニー監督は「彼は馬や牛のように強い。これまでの登板を見てきた限り、球数少なく投げることを期待できる投手。さらに長いイニングを投げることも可能だ」と称えたという。この日、マイコラスが与えた四球はゼロ。ストライク率は78.8パーセントという高い数字を誇ったが、指揮官は「ストライクゾーンに投げられることが効果的だ。彼のボール自体が徐々によくなっているように見える」と、メジャー復帰後実戦登板を重ねるたびにパフォーマンスが向上していることを認めたという。

 マイコラスもまた「徐々に慣れてきたということ。自分がいい球を投げれば、いい結果がついてくると分かった」と話し、メジャーマウンドを重ねながら自信を深めているようだ。

 3年ぶりのプレーオフ進出を目指すカージナルスで、マイコラスの存在が大きく光りそうだ。

(Full-Count編集部)

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