田中将大の快投に「拍手喝采」 NY紙は“手のひら返し”「タナカのあるべき姿」

NY紙は早速“手のひら返し”「素晴らしいことの幕開け」「支配的」

 また、前回登板後に辛辣な論調が目立ったNYメディアも早速“手のひら返し”。地元紙「ニューズデイ」は「マサヒロ・タナカの投球は(今後起きる)素晴らしいことの幕開けとなりうるのである」とタイトルをつけ「これがタナカのあるべき姿だ。先頭打者のブライアン・ドジャーへの四球で幕を開けた後に、タナカは6回2/3までほぼずっとコントロールを保っていた」と絶賛した。

 さらに「91球のうち、55球がストライクとなり、18球で空振りを奪った。彼の直球の制球は非常に改善され、それにより、(通常)あるべきスライダーとスプリットの破壊力を生んだのだった」と投球内容を細かく伝え、評価している。地元紙「ニューヨーク・ポスト」も「ヤンキースは支配的なマサヒロ・タナカを援護するためにツインズに猛攻撃を仕掛けた」と、田中と打線を称賛。「タナカは14-1と勝利した試合で堅実な働きをした」としている。

 この他、ニュージャージー州最大のニュースサイト「NJ.com」は「タナカタイム」との小見出しをつけてこの日の投球を速報し、MLB公式サイトも「タナカは2与四死球、5奪三振とし、ミネソタに本塁打を許さず(今季)5登板目にして初めて被弾0を記録した」と報じている。

 過去2試合の登板の“汚名”を返上する快投を見せた田中。まだシーズンは始まったばかりだけに、ここから巻き返しに期待したいところだ。

(Full-Count編集部)

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