衣笠祥雄氏の死去、リプケン氏が哀悼「彼に対する尊敬は計り知れない」
衣笠氏の訃報、米国でも報道「もの凄い選手だった」
プロ野球記録の2215試合連続出場を打ち立て、「鉄人」と呼ばれた衣笠祥雄氏が死去した。71歳だった。同氏の訃報は海外でも報じられており、2632試合連続出場のメジャー記録を保持するカル・リプケンJr.氏も哀悼の意を表している。
MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は「日本の鉄人サチオ・キヌガサが71歳で他界した」との見出しで名手の訃報を報じた。記事では「リプケン同様、キヌガサはもの凄い選手だった」と評し、リプケン氏との関係性も紹介。1996年6月にリプケン氏が衣笠氏の連続出場記録を塗り替えた際に、衣笠氏が現地に祝福に駆け付けたことにも触れ、以降、両者の交流が続いていたこともレポートした。
リプケン氏も「リプケン・ベースボール」の中で、「サチオ・キヌガサの悲報に深い悲しみを覚えました。彼と私は、大好きな野球に対する取り組み方が似ていましたが、よりかけがえのないものは、私たち2人の間にある友情でした。キヌガサさんは偉大な人間であり、彼を友と呼べることを光栄に思います。そして、彼に対する尊敬は計り知れないものなのです。彼のご家族、ご友人、そして日本中にいる素晴らしい野球ファンの方々に、心からお悔やみ申し上げます」と哀悼のコメントを寄せている。
(Full-Count編集部)