西武相手に力負けで5.5差…ホークス工藤監督「四球ですよ」

昨季は本拠地で西武を圧倒も…

「インサイドに投げていないわけではないけど、投げ切れていない。攻めて打たれるのはしょうがないが、四球を出したら次のバッターには絶対に勝負していくという強い気持ちをキャッチャーも含めてもっていかないとね」と淡々と語った。

 一方のソフトバンク打線は、3回に本多雄一の犠飛で1点、6回には3連続四球から松田宣浩の押し出し四球などで3点、9回にも柳田悠岐と城所龍磨の適時打で2点を奪ったが、大量失点の前には焼け石に水。ともに多くの四球をもらったものの“四球走者の還す打力”に大きな差があったことは事実だ。

 昨シーズン、11勝1敗と西武を圧倒した本拠地の初戦も落とし、今季はいまだ勝ちなしの3連敗。ゲーム差も5.5にまで広がった。工藤監督は「明日から気持ちを入れ替えて、みんなで戦っていきましょう」と自ら切り出して足早に監督室へと姿を消した。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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