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今季ダルビッシュに何が起きているのか…MLB公式がデータ分析した3つの変化

カブスのダルビッシュ有投手が思うような結果を残せずにいる。今季はここまで4試合に先発し、勝ち星なしの2敗で防御率は6.86。まだシーズンは開幕から1か月が経ったばかり。ここから挽回する余地はいくらでもあるが、6年1億2600万ドルの大型契約を結んだだけに、周囲からは早くも厳しい声が寄せられている。

最大の変化は「ボール球を追わせる率の低下」

 そして、上記2つの原因にもなっているのが、3つ目の「ボール球を追わせる率の低下」だ。投手の基本はストライクを投げることだが、ストライクゾーンを攻めながらも打者にボール球を振らせてアウトを取ることもまた重要な投球術の1つだ。記事では、2016-17年に「ボール球を追わせる率が高かった投手10傑」には、シンダーガード(メッツ)、グリンキー(ダイヤモンドバックス)、クルーバー(インディアンス)、カーショー(ドジャース)、シャーザー(ナショナルズ)といったメジャー屈指の名投手に加え、田中将大(ヤンキース)が名を連ねるという。

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 ダルビッシュはトミー・ジョン手術を受ける前の2014年、そして手術から復帰後の2016年、2017年には、ほぼ32%のボール球を打者に追わせていたが、今年はそれが23%に低下しているという。メジャー屈指の決め球と言われたストライクゾーンの内から外に鋭く変化するスライダーでさえ、打者は25%しか追わず、ボール球で空振りを奪ったり、ゴロに打ち取ったりすることが難しくなっている。

 以上のような明らかにマイナスの変化も見られるが、速球の平均球速94.2マイル(約152キロ)は昨季の94.3マイルとほぼ変わらず。さらに、打たれた打球速度は昨季の85.7マイル(約138キロ)から今季は84.8マイル(約136キロ)に下がり、打球の発射角も13度から11度に下がっているという。つまり、昨季よりもヒットが長打になる確率が低いということだ。

 トミー・ジョン手術で戦列を離れていた2015年と2016年を除き、メジャー移籍以来4月に必ず白星を挙げてきた右腕。周囲の声を鎮めるためにも、4月最後の先発となる27日(同28日)本拠地ミルウォーキー戦では力強いピッチングを披露して、快進撃の狼煙を上げたい。

(Full-Count編集部)

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