開幕から1か月が経過、西武の快走を止めるのはどのチーム? パ・リーグ総括

西武・辻監督【写真:荒川祐史】
西武・辻監督【写真:荒川祐史】

西武は開幕8連勝をマークし、本拠地無傷の11連勝と首位を快走

 2018年のパ・リーグも1か月が経過し、全球団が対戦カードを1周。2週目に入っている。現在は好調のチームと不調のチームがくっきりと分かれた形となっているが、シーズンはまだ始まったばかり。今回は6球団それぞれの現在までのチーム状態を総括していきたい。

〇西武 リーグ1位

 昨シーズン終盤の勢いが本物であったことを証明するかのように、開幕から破竹の8連勝。さらに球団新記録を更新する開幕から本拠地11連勝と見事にスタートダッシュを決めた。10日からのロッテ戦で連敗した後も立て直して3連勝。18日の日本ハム戦では奇跡的な逆転劇で魅せ、首位を快走している。

 何と言っても、3割打者がずらりと連なる強力打線は相変わらず迫力満点。チーム打率は12球団トップの.293を誇り、4番の山川は現在パ・リーグ本塁打王・打点王の2冠。昨季、苦しんだベテランの栗山の活躍ぶりも頼もしい限りだ。

 18日の日本ハム戦では8点ビハインドをひっくり返してサヨナラ勝ちを収め、そこから5試合連続で9得点以上を挙げるなど、その勢いはとどまるところを知らない。日本一まで駆け上がった2008年以来となるリーグ優勝に向けて、伸び盛りの若獅子たちはこの強さを維持することができるか。

〇日本ハム リーグ2位

 今シーズンはここまで14勝11敗。投打に圧倒的なインパクトを残した大谷をはじめとして、守護神や正捕手といった主力が抜けたことで苦戦が予想されていた中、まずまずのスタートを切ってリーグ2位に浮上している。

 18日の西武戦では最後の2イニングで8点差をひっくり返されてしまったが、救援陣は石川直、トンキン投手が奮闘中。先発では新外国人のマルティネスが開幕から全試合でクオリティースタート(6回以上自責点3以下)を達成するなど好投し、さらに上沢が2勝、防御率1.69と抜群の安定感。一気に大ブレイクの1年となりそうだ。

 近藤はまたもケガで戦線を離脱してしまったが、新外国人のアルシアが打率.276、出塁率.360と活躍しており、主軸を務める中田、レアードにも復調の兆しが。今年も前評判をひっくり返して、「らしい」戦いを見せてくれそうな予感だ。

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