日本ハム、清水の満塁弾で逆転勝ち、清宮2戦連続安打が口火 楽天最速20敗
7回、清宮の右前安打から打線繋がって逆転勝利
日本ハムが逆転勝ちで連敗を3で止めた。本拠地・札幌ドームで行われた楽天戦。1点ビハインドの7回に清水優心捕手が起死回生の満塁ホームランを放って、逆転勝ちを収めた。
ゼロ行進を続けてきた日本ハム打線。逆転への口火を切ったのは、ルーキー清宮だった。7回1死、ここまで2打席連続空振り三振に倒れていた清宮は、3打席目で辛島から右前安打を放って出塁。代打・杉谷の内野安打、代打・鶴岡の中前安打で満塁へとチャンスを拡大した。
ここで打席に立った清水が、ここまで無失点投球を続けていた辛島からセンターバックスクリーンへと飛び込む5号グランンドスラム。起死回生の1発が飛び出し、一気に逆転に成功した。先発の高梨は7回を投げて9安打を許しながら、1失点と好投。8回を石川直、9回をトンキンが抑えて勝利した。清宮は3打数1安打だった。
楽天は12球団最速で20敗に到達。4回に先制したものの、わずか1得点。日本ハムを上回る11安打を放ったが、あと1本が出なかった。