源田、たまらん! 打ちまくる西武不動の遊撃手にかかる67年ぶりの記録
NPBのシーズン最多三塁打記録は1951年の阪神・金田正泰の18三塁打
長いプロ野球の歴史で、シーズン最多三塁打の記録は1951年に阪神の金田正泰が記録した18三塁打が最高だ。1953年の阪急・レインズ(16本)、1950年の南海・蔭山和夫(15本)、1946年のセネタース・鈴木清一(14本)と続き、5位タイの13本に13人が並んでいる。
ただ、そのほとんどが1940年代から50年代の選手たちばかり。1990年以降では1997年の西武・松井稼頭央、2003年のダイエー・村松有人、2009年の楽天・鉄平、2014年の日本ハム・西川遥輝の4人しかいない。
このままのペースでいけば、シーズンが折り返す前の70試合前後で日本記録の18三塁打に並ぶ計算となる源田。まさに“源田、たまらん”の活躍ぶり。絶好調の西武に欠かせぬ不動のショートストップは、67年ぶりに日本記録を更新するだろうか。
【三塁打のシーズン記録】
1 1951年 金田正泰(阪神) 18
2 1953年 レインズ(阪急) 16
3 1950年 蔭山和夫(南海) 15
4 1946年 鈴木清一(セネタース)14
5 1940年 鬼頭数雄(ライオン)13
1946年 金田正泰(阪神)
1948年 藤村富美男(阪神)
1951年 蔭山和夫(南海)
1955年 バルボン(阪急)
1956年 関口清治(西鉄)
1956年 箱田淳(国鉄)
1957年 毒島章一(東映)
1976年 吉岡悟(太平洋)
1997年 松井稼頭央(西武)
2003年 村松有人(ダイエー)
2009年 鉄平(楽天)
2014年 西川遥輝(日本ハム)
(Full-Count編集部)