源田、たまらん! 打ちまくる西武不動の遊撃手にかかる67年ぶりの記録

西武・源田【写真:荒川祐史】
西武・源田【写真:荒川祐史】

3日のオリックス戦で今季7本目の三塁打を放つ

 開幕8連勝を飾るなどスタートダッシュを決めて、首位を走る埼玉西武ライオンズ。3日のオリックス戦に大勝し、12球団最速で20勝に到達した。27試合を終えて、20勝7敗の貯金13。両リーグで唯一まだ10敗にも達しておらず、その強さが際立っている。

 その強さの根源は12球団ダントツの174得点を叩き出す圧倒的な攻撃力。パ・リーグで2番目の得点数のソフトバンクが116得点であることを考えれば、その破壊力が図抜けていることがお分かりいただけるだろう。

 その中心にいるのが、4番の山川穂高であることは疑いようがない。3日の試合でも先制のソロ本塁打を放ち、追加点をあげる2点適時打も。この日も2安打1本塁打3打点ときっちり結果を残し、27試合を終えて12本塁打37打点と2冠王を爆進している。

 もう1人、驚異的な働きを見せているのが、不動の遊撃手となった2年目の源田壮亮内野手だ。3日の試合では5打数3安打1打点1得点とし、打率は.324に。2番打者にも関わらず、23打点はリーグ4位に位置している。

 その源田が、NPB記録を遥かに上回るペースで量産しているものがある。この3日、4点リードで迎えた7回1死二塁で源田は左中間を破る適時三塁打を放ったのだが、これが源田にとって早くも今季7本目の三塁打となった。27試合で早くも7本目の三塁打。シーズンで37本の三塁打を放つペースである。

NPBのシーズン最多三塁打記録は1951年の阪神・金田正泰の18三塁打

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