大谷翔平、12日ぶり先発 3回まで無失点&158キロ&毎回4K、エ軍2点先制
敵地マリナーズ戦に中11日で登板
エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地でのマリナーズ戦で今季5度目の先発登板。初回は3者凡退に抑えた。
大谷は4月24日(同25日)のアストロズ戦は6回途中4失点で勝敗つかず。先発投手として今季メジャー最速となる101マイル(約163キロ)をマークした。その後、野手として出場した試合で左足首を捻挫し、当初予定されていた1日(同2日)の本拠地オリオールズ戦での先発は回避していた。
中11日でのマウンドとなったこの日は、先頭ゴードンを初球の直球でニゴロ。セグラには粘られたものの、カウント2-2から7球目のスライダーで空振り三振。4球目には98マイル(約158キロ)をマークした。さらに、カノは3球目のカーブで右飛。カーブを有効に使い、11球で3者凡退に抑える好スタートとなった。
2回には味方打線が相手先発の2010年サイ・ヤング賞右腕フェリックス・ヘルナンデスからホームラン2発で2点を先制。援護をもらった大谷は先頭クルーズを2球で追い込み、最後はスプリットで空振り三振。シーガーには98マイルの直球をセンター前に運ばれ初ヒットを許した。それでも、ハニガーは追い込んでからスプリットで3球三振。ヒーリーにはストレートの四球で得点圏に走者を進めたが、ズニーノは追い込んでからスプリットで遊ゴロに仕留め、無失点に抑えた。
3回は、先頭ギャメルを空振り三振、ゴードンを右飛、セグラを二ゴロで再び3者凡退。この回はいずれもスライダーで打ち取った。3回まで41球にまとめ、毎回の4奪三振と好投を続けている。