大谷、底知れぬ能力見せた3勝目 米メディアはスライダー絶賛「今季ベスト」

スライダーの空振り率は41%「ベストなものだった」

 さらに、地元テレビ局「FOXスポーツ・ウェスト」はツイッターで、7回に不満げな表情で降板する大谷の映像を投稿し「オオタニによる、ものすごい登板」と文言を添えた。

 MLB公式サイトのデビッド・アドラー記者は「ヒーリーに浴びた本塁打は一つのミスだけれども、今日のショウヘイ・オオタニのスライダーは(シーズンのこれまでで)ベストなものだった」とつぶやき、「彼が投じたその球種(スライダー)に対する17スイングのうち、奪った空振りは7つである。41%の空振り率だ。今日の試合に入る時点での彼のスライダーの空振り率は20%だった(25スイング中、奪った空振り5つ)。(これまでと)異なる1つの点:外角低めに(スライダーが)集まっている」と、好投を引き出した決め球のキレを絶賛している。

 これまでは、160キロ超の直球、落差のあるスプリットに注目が集まっていたが、切れ味抜群のスライダーも大きな武器であることを証明した大谷。カーブも効果的に使ったこの日の投球で、二刀流の底知れぬ能力をあらためて見せつける形となった。

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