今の西武は“史上最強打線”? 30試合で200得点超え、NPB記録更新の可能性も

30試合終了時点で総得点は201点、シーズン958得点ペース

 6日の楽天戦を終えた段階で、チームの総得点は早くも200点を突破し、201得点となった。1試合平均6.7点を奪っている計算となる。このままのペースでいけば、シーズン143試合で、958得点を奪うことになる。

 長いプロ野球の歴史で、シーズンで最も得点を奪ったのは1950年の松竹ロビンズで、この時の得点数は908得点だった。主砲の小鶴誠が51本塁打161打点と大活躍するなど、強力打線を武器にセ・リーグを制している。パ・リーグ記録は、2003年のダイエーで822得点。「ダイハード打線」と呼ばれ、松中信彦、城島健司、井口資仁、バルデスの4人が「100打点カルテット」を形成し、圧倒的な攻撃力を誇り、パ・リーグ制覇、日本一にも輝いた。

 現状では1950年の松竹や、「ダイハード打線」の2003年ダイエーを凌駕するペースで得点を叩き出しているライオンズ打線。まだ30試合を消化した段階で、長いシーズン、必ず打線の浮き沈みはあるだろうが、パ・リーグ記録はもちろん、シーズン最多得点記録の更新も十分に狙える。“史上最強打線”となる可能性を十二分に秘めている。

(Full-Count編集部)

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