米メディアを納得させた大谷の復帰登板 「ちっとも錆びついていなかった」
左足首の捻挫から12日ぶりの登板で7回途中2失点の快投
エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地でのマリナーズ戦で6回0/3を6安打2失点6奪三振と好投し、3勝目(1敗)を挙げた。左足首の捻挫から12日ぶりの先発登板で最速160キロをマークした5月初登板の二刀流右腕を「ちっとも錆びついていなかった」と称賛した。MLB公式サイトが伝えている。
大谷は最速99.5マイル(約160キロ)の直球にカーブを効果的に使い、スライダーを決め球としてマリナーズ打線を圧倒した。7回にヒーリーに2ランを浴びたがチームを快勝に導く好投だった。
「シアトル戦で勝利したショウヘイ・オオタニによる、切れ味鋭い復帰登板」と見出しを付け、改めて大谷の好投を称賛したのはMLB公式サイトだ。
左足首を捻挫し、当初予定していた1日(同2日)のオリオールズ戦を回避し5月初登板となった注目の1戦を「ちっとも錆びついていなかった」と称賛している。
7回途中で降板したが序盤から支配的な投球をみせ、1回をわずか11球で3者凡退に仕留め好スタートを切ったことに言及し「一時休止期間があったにもかかわらず、立ち上がりからオオタニの切れ味は鋭いようだった」とレポートしている。
負傷した左足首の不安を今回の登板で完全に払拭した二刀流ルーキー。登板間隔は少し空いてしまったが、4月に新人月間MVPを獲得した勢いそのままに、再び大谷の快進撃が始まろうとしている。
(Full-Count編集部)