元巨人マイコラスが無傷5勝目 地元メディア絶賛「大谷以外では最高の補強」

チェンジアップにも称賛の声、2点のリードは「十分な援護」

 さらに、地元メディアで投球の分析などを行うジョー・シュワルツ氏は、4回先頭の主砲ホズマーから空振り三振を奪った90マイル(約145キロ)のチェンジアップを取り上げ、「マイルズ・マイコラスは紛れもなく破壊力抜群のチェンジアップをエリック・ホズマーに投じた。それが彼の武器になったら、彼の投球のバラエティは4つの計算できる球種からなるものとなる」と指摘している。

 この他、地元紙「セントルイス・ポスト・ディパッチ」は「パドレスに2-1と勝利した試合で、ファムは2得点し、マイコラスにとってはそれだけで十分な援護となった」とのタイトルで速報。その中で「彼は4奪三振を記録し、レッズの選手以外の相手には46イニングぶりとなる四球を与えた。マイコラスはこれで5連続となるクオリティスタート(6回以上を自責3以内)を成し遂げ、攻撃陣がピリッとしない状況が続いていた中で、カージナルスを支え続けた」と絶賛している。

 記事ではさらに「マイコラスは計4つの三振のうちの2つを6回に奪った。ゴロの山を打者から築いた後のものだった。1回は9球で完ぺきに抑えてみせた。5回には最初の2人の打者を内野ゴロに抑え、フレディ・ガルビスにはカウント0-2からカーブでゴロに打ち取った」と投球の詳細も伝えている。

 投げるたびにチームの信頼を勝ち取っていくマイコラス。巨人で“成長”し、メジャー復帰を勝ち取った右腕は、名門球団に欠かせない存在となっている。

(Full-Count編集部)

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