元Gマイコラスは安定感抜群 計46回2/3でわずか3四球、指揮官「素晴らしい」

「自信を持って投げている」「間違いなく直球は破壊力がある」

 これで5試合連続のクオリティスタート(QS、6回以上を自責3以内)。46回2/3を投げて、四球はわずか「3」しかない。この日、6回先頭の代打ジャンカウスキーに与えたのが、実に46イニングぶりの四球だった。安定感は抜群だ。

 2014年までMLB通算3シーズンで37試合に登板(先発10試合)し、4勝6敗1ホールド、防御率5.32の成績だった右腕が、巨人での3年間で結果を残してメジャー復帰。そして、開幕から名門球団の先発ローテーションを牽引している。

 指揮官はマイコラスの成長について聞かれ「そうだね、自信を持って投げていると思うよ。間違いなく直球は破壊力があるし、彼のボールに対する打者のスイングを見てもわかるように、見分けにくさも相当あるからね。全体的には彼はリズムよく投げられていたし、捕手も彼とのリズムが噛み合っていたね」と絶賛。そして、「マイルズとブルペンにとって素晴らしい一日になったね」と話し、会見を締めくくった。

 地区首位に立つカージナルスはメジャー屈指の名捕手モリーナに続いて、エース右腕のカルロス・マルティネスも負傷離脱。柱の2人が不在の状況の中で、マイコラスの存在感が際立っている。

(Full-Count編集部)

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