「イチロー?」「これはヤバイ」 レイズ内野手が“ワンバン打ち”で……左飛!?
レイズのクロンが、ワンバウンドを捉えてレフトまで運ぶ
時としてグラウンド上で起こる予期せぬプレー。かつてイチローがワンバウンドのボールをヒットにしたことがあるように悪球を捉える“曲芸打ち”もまた、その1つといえる。
昨季まではエンゼルスに在籍していたレイズのC・J・クロン内野手が、衝撃の“曲芸打ち”を披露したのは14日(日本時間15日)に敵地で行われたロイヤルズ戦だった。6回、先頭のエチェバリアが二塁打で出塁し、無死二塁となったところでクロンが打席に立った。
2ストライクからの4球目、ロイヤルズの先発左腕エリック・スコグランドが投じたスライダーは、クロンの手前でワンバウンドするボール球に。これにバットが止まらなかったクロンは、まるで“クリケット”のように、ものの見事にボールを捉えてみせた。鋭い当たりは安打にはならなかったものの、左翼にまで届くフライとなった。
この“ワンバン打ち”の場面を、MLB公式ツイッターも映像で紹介。動画内では実況も「いかがでしょう、これはクリケットの試合での一コマのようです」と驚きをもって伝えており、これにはファンからも数多くのコメントが。
「お見事」
「クリケットだ!」
「彼はクリケットをやったことがあるのかな?」
「ゲレーロを思い出すね」
「彼は野球でうまくいかなくても、クリケットでなんとかなるね」
また同様に動画を掲載したMLB公式インスタグラムにもファンの驚きのコメントが並んだ。
「これはヤバイね」
「素晴らしい打撃」
「ゲレーロスペシャル」
「ハンド・アイ・コーディネーションが良い」
「イチローも打ったことあるね」
かつて伝説の“悪球打ち”を見せたブラディミール・ゲレーロや、イチローと比較する声もあがったクロンの“曲芸打ち”だった。