大谷は世界最高の選手か…対戦打者の称賛コメントに元外野手が反論「ノー」

司会者は反論「誰もがショウヘイ・オオタニのことを応援している」

 もっとも、大谷の活躍については「確かに彼は人々の予想を上回っている」と認めている。オープン戦では結果が出なかったものの、シーズンに入ってからの打撃成績に疑いの余地はなく、「彼は5月半ばの段階でOPS(長打率と出塁率)は1.000を超え、反対方向への二塁打や本塁打も打てるという打撃面でのパワーを我々は目撃している」と続けた。

 大谷は開幕後、打者として20試合の出場し、打率.348、5本塁打、16打点をマーク。ミラー氏は、この活躍を称賛した上で、「投手・大谷」ついても「彼は100マイル(約161キロ)のボールを投げるんだ。壊滅的なスプリットも持っている」と高く評価し、アスレチックスなどで活躍したメジャー通算222勝の名右腕ティム・ハドソン投手に喩えた。

 現時点で世界最高の選手かどうかは意見が分かれるところだが、こういった議論が巻き起こるのも二刀流として素晴らしいパフォーマンスを披露しているからこそ。ミラー氏は「世界最高の選手ではないが、議論を二極化する非常に素晴らしい存在」と独自の分析を加えた。すると、司会のクリス・ローズ氏は、二極化とはファンとアンチファンが存在することであると指摘。その上で「私はそうは思いません。誰もがショウヘイ・オオタニのことを応援していると思いますよ」と反論していた。

 米国でも日々、ビッグニュースを提供している大谷。「世界最高選手」の議論も沸騰気味で、二刀流センセーションは全米で拡大の一途を辿っている。

(Full-Count編集部)

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