大谷翔平、初回は空振り三振 初2番、メジャー屈指の右腕のカーブに空を切る
メジャーで初となる「2番・DH」でスタメン出場
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)の本拠地アストロズ戦でメジャーで初となる「2番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席は空振り三振に倒れた。
打者としては11日(同12日)のツインズ戦以来、4試合ぶりの出場となった大谷。初回、トラウトが四球を選んで打席に立った。ここまでリーグ最多86三振を奪っているゲリット・コールと対戦すると、2ボール2ストライクからの6球目、コールのカーブにバットが空を切った。
大谷は三振に倒れたものの、その直後に、アップトンが左翼スタンドへの2ランを放ち、エンゼルスは幸先よく2点を先制した。
この日はチームの主砲であるマイク・トラウト外野手が1番に入り、強烈な1、2番コンビでワールドシリーズ王者との一戦に臨んだエンゼルス。メジャーでは2番にチームの最強打者を置く策が広がっており、エンゼルスでは開幕からトラウトの定位置となっていた。
ここまで打者として20試合に出場し、69打数24安打5本塁打16打点、打率.348とチームを牽引する活躍を見せている大谷。日本ハム時代の2017年4月6日のロッテ戦で「2番・DH」に入ったことはあるが、メジャーでも初めて2番を任され、その力が改めて認められた形となった。