大谷、初2番で第3打席に右前打 「大谷シフト」破る痛烈一打で4戦連続安打
第2打席ではファウル直撃の球審が交代するハプニングも
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)の本拠地アストロズ戦でメジャーで初となる「2番・DH」でスタメン出場し、5回の第3打席に右前打を放った。
大谷は初回無死一塁での第1打席はリーグ最多奪三振の剛腕ゲリット・コールのカーブに空振り三振。それでも、エンゼルスは続くアップトンが2ランを放ち、先制に成功した。
第2打席は3回。大谷は2死走者なしで打席へ。1ボール2ストライクからの6球目、99マイル(約159キロ)の速球を打つも、ファールボールが球審の右肩付近に直撃。治療と、二塁塁審が球審に回る準備のために約10分、試合が中断した。再開後、大谷は7球目のチェンジアップを打ち、三邪飛に倒れた。
リベラのホームランで3-1となって迎えた5回は2死一塁で打席へ。1ボールからコールの2球目のカーブを捉え、ライト前ヒットを放った。アストロズ内野陣は右寄りに守る「大谷シフト」を敷いていたが、その間を抜く痛烈な一打。しかし、三塁を狙ったトラウトが刺され、チェンジとなった。