5回途中降板の元Gマイコラス カ軍監督「降板させたいなんて思わない」
ツインズ戦で先発して5回途中2失点、勝敗つかず
巨人からカージナルスに移籍したマイルズ・マイコラス投手が16日(日本時間17日)の敵地ツインズ戦に先発し、5回途中7安打2失点で降板した。今季8試合目の先発マウンドは勝敗はつかず、6勝目には届かなかった。
ここまで5勝負けなしと好投が続いていたマイコラスだったが、この日は苦しい投球になった。初回に2点の援護をもらいながら、その直後に3本の単打で1失点。再び2点差となった2回にも1点を失って1点差に迫られた。5回に2死一、三塁のピンチを招いたところで交代となり、今季最短の4回2/3でマウンドを降りた。
チームは7-5で勝利を収め、マイコラスに勝敗はつかず。試合後、5回途中での交代を決断したカージナルスのマシーニー監督は地元テレビ局「FOXスポーツ・ミッドウエスト」に対し「マイルズは先発として素晴らしい投球をしてくれた」とコメント。85球での降板を決めた理由について「4回2/3でマイルズを降板させたいなんて自分も思わない。試合の流れが変わり得る状況だった」と語り、勝負の分かれ道となる場面だったとした。
5回先頭ペティートに四球を与えた点について、指揮官は「彼は本来あのような投球はしないんだ。直球でストライクゾーンの両サイドをどんどん攻めることもできるから」と指摘。「彼はまだリズムを掴もうとしている最中だが大きく前進しているし、我々もその姿を目にしている。だが、今日の投球に関しては、四球を与えた後は特に助けが必要な場面だった」と振り返り、早期降板の理由を明かした。
次回は本来の調子を取り戻し、無傷の6勝目を飾りたい。
(Full-Count編集部)