DeNA浜口、今季初勝利はまたお預け 1点リード守るも4回89球で降板
4回に同点危機もリクエスト成功で1点リード死守
DeNA浜口遥大投手が19日の巨人戦(東京ドーム)に先発登板したが、4回を終えて2-1とリードしながらも5回から2番手の武藤に交代。左肩違和感から復帰2戦目でも、今季初勝利はお預けとなった。
筒香の8号2ランで先制点をもらった注目の立ち上がりは、1回先頭の坂本に四球を与え、吉川尚の犠打でいきなり1死二塁。だが、ゲレーロを空振り三振、4番のマギーをサードゴロで切り抜けて勢いに乗った。得意のチェンジアップを武器に、2回は岡本、亀井を連続三振など3回まで2四球も無安打投球を披露した。
だが、4回にゲレーロ、マギーに連続二塁打を許して2-1に迫られると、岡本のセカンドゴロで1死三塁。続く亀井への1ストライクから8球連続ボール、2者連続四球で満塁とされた。ここから大城を空振り三振で2死とするが、田口にファースト内野安打で同点にされたかと思われた。しかし、DeNAラミレス監督からのリクエストで判定が覆ってアウト(一塁ゴロ)となり、何とか1点リードを守り抜いた。
浜口は5回を乗り切れば今季初白星の権利を手にしていたが、5回のマウンドには向かわずに交代。ラミレス監督は4回のバタバタした投球内容を重視したのか、故障明けで89球を投げたからか、田口のファーストゴロで一塁ベースカバーに向かった際に何らかのアクシデントに見舞われたのか。交代理由は明確ではないが、いずれにしても浜口の今季初勝利はまたもお預けとなった。
(Full-Count編集部)