ブ軍新鋭左腕が打者8人から6三振 16戦無敗に米驚愕「終身契約を結ぶべき」
ここまで16試合に登板、27回1/3を投げ56奪三振、防御率1.32をマーク
ブルワーズのジョシュ・ヘイダー投手が19日(日本時間20日)に敵地ツインズ戦で奪三振ショーを披露した。7回2死から4番手として登板し2回1/3を投げ、打者8人から6三振を奪う快投で2勝目を挙げた。ブルワーズ公式ツイッターがこの奪三振ショーを動画で公開。ファンからは「彼と終身契約を結ぶべき」と驚愕の声が上がっている。
圧巻の投球内容だった。ヘイダーは7回2死走者なしから登板するとまずはケプラーを一ゴロに抑える。1点を勝ち越した8回はロサリオ、エスコバー、モリソンを圧巻の3者連続空振り三振に。9回もマウンドに上がると先頭のグロスマンに四球を与えたが、代打・ガーバー、アドリアンザ、ウィルソンを再び3者連続空振り三振に抑え試合を締めた。
95マイル(約153キロ)の直球で次々に打者から空振りを奪ったヘイダーはこの試合を含めここまで16試合に登板し27回1/3を投げ、防御率1.32、56奪三振と驚異の成績を残している。ブルワーズ公式ツイッターは「ジョシュ・ヘイダーが登板した試合はこれで16勝無敗」との文言とともに動画を公開すると、コメント欄はファンからの歓喜の声で溢れかえった。
「彼と終身契約を結ぶべき」
「ヘイダーは現代におけるブルペン投手の役割を再定義している」
「なぜ彼の94マイルは104マイルのように見えるんだ?」
「ヘイダ―は毎日登板するべき」
「彼は次代のランディ・ジョンソンだ。先発でも何度か試してみてほしい」
「素晴らしい。この高めへの直球は打ち頃の高さに見えるけど…打てないんだよね」
「ランディ・ジョンソンを思い出す」
「どうか彼と契約延長してくれ」
また、MLB公式サイト内の動画コーナー「CUT4」もこの動画を紹介。ここまでのヘイダーの成績を振り返り、奪三振率が驚異の18.4をマークしていることを言及。同僚のイエリッチが「もう驚かなくなったよ。登板するたびにあんな感じだけど、とても特別なことだね」とコメントしたこともレポートしている。
メジャー2年目のヘイダーはまだ24歳。190センチの長身から放たれる攻略不能の直球、変化球はすべてを魅了している。