大谷、4勝&球団最速7戦50Kに地元メディア唖然「これは空前絶後のことだ」
本拠地レイズ戦でメジャー最長の7回2/3を投げ、6安打2失点で4勝目
エンゼルス大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地レイズ戦でメジャー移籍後最長となる7回2/3を投げ、1被弾を含む6安打1四球9奪三振2失点(自責2)で今季4勝目(1敗)を飾った。投げては球団史上最速となるデビュー7戦目での50奪三振を記録し、防御率は3.35に上昇。打っても打率.321、6本塁打、17打点の二刀流に、地元メディアは「球界最高の物語は止まらない」「空前絶後だ」と称賛の嵐となっている。
序盤は制球に苦しんだが、3回に先制ソロを許してから、打者12人連続凡退という圧巻の投球を見せた大谷。メジャー最長の8回途中を2失点の力投で、チームの連敗を5で食い止めた。
米経済紙「ウォールストリートジャーナル」のジャレッド・ダイヤモンド記者は、7回終了の時点で1失点の力投を見せていた日本人右腕に対し、「ショウヘイ・オオタニは7回1失点。球界最高の物語は止まらない」とツイッターで賛辞を送っている。
かつて「メジャー20年間で最高の物語」と大谷について持論を展開したダイヤモンド氏は、メジャーで大谷の紡ぎ出す二刀流旋風に心酔している様子だった。
一方、地元スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のブレント・マグワイア記者もツイッターを更新し、二刀流のすごさをデータで浮き彫りにしている。投手・大谷については「防御率3.35、FIP3.29、40回1/3イニングでの奪三振率32.3パーセント」という指標を紹介する一方、打者・大谷については「90打席で打率.321、出塁率.367、長打率.619、6本塁打、166wRC+」と大活躍ぶりを伝えている。そして、「この男についてもっと話題にしようじゃないか。これは空前絶後のことだ」と、ベーブ・ルース以来の二刀流に挑む男の活躍ぶりを絶賛した。
米メディアから称賛の嵐に包まれる二刀流のスーパースター。大谷フィーバーはアメリカでますます盛り上がり続けている。
(Full-Count編集部)