初完封の元Gマイコラス、指揮官は“頭脳”も称える「彼は記憶力がいいね」

相手のヨスト監督は活躍に納得「数字を見れば容易に理解できる」

 あらゆる球種を使い分けるスタイルは、日本での3年間で伸ばした部分と言えるかもしれない。指揮官は「それに彼は記憶力がいいね。打者にどんな攻め方をしたか覚えていて、次はどのように攻めるか考えている。マイコラスと(捕手の)フランシスコ(・ペーニャ)はいい仕事をした」と、その“頭脳“についても高く評価し、「96~97マイル(約154~156キロ)の直球を色々な高さ、コースに投げ分けるし、相手打者は色々なことを考えなければいけなくなる。4球種をミックスして、ストライクが先行すれば、良い投球になるよ」と賛辞を並べている。

 また、2015年にロイヤルズを世界一に導いた敵将のヨスト監督は「彼は直球を良いコースに投げられていた。6勝無敗で、防御率も2点いくつ。彼が我々に対して今日どのような投球をしたのか、その数字を見れば容易に理解できることだろう」と、ここまでの活躍にも納得の様子。そして、3回の好機を併殺で潰したことについては「彼がしっかり投球ができた時は、どういう結果が待っているのかは分かるもの。つまり、(彼は)手強いということだ」と、マイコラスが一枚上手だったと認めた。

 同僚やファンからも絶賛を浴びているマイコラス。初のオールスター選出にも前進し続けている。

(Full-Count編集部)

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