平成ベストナインを選ぶ 捕手は大豊作、総合力で古田敦也がリードか

矢野は阪神移籍で開花、城島は攻守でホークス牽引してメジャー移籍

◯古田敦也(平成2年~19年 ヤクルト)捕手1959試合
2097安打217本1009点70盗 打率.294 首位打者1回、最多安打1回、MVP2回、ベストナイン9回、ゴールデングラブ10回
メガネをかけた名捕手。野村克也監督のID野球の要として活躍。打撃でも首位打者を獲得するなど中軸を担う。2004年の球界再編では選手会長としてストを決行。平成18年から2年間プレイングマネージャー。平成27年殿堂入り。

◯矢野燿大(平成3年~22年 中日、阪神)捕手1546試合
1347安打112本570点16盗 打率.274 ベストナイン2回、ゴールデングラブ3回
中日時代は中村武志の控えだったが、阪神に移籍して開花。藤川球児の相棒として好投を引き出す。2度のリーグ優勝に貢献。打っても3割を2度マーク。

◯的山哲也(平成6年~20年 近鉄、オリックス、ソフトバンク)捕手1014試合
423安打40本201点27盗 打率.206
盗塁阻止率1位に2度輝いた強肩の捕手。2番手捕手時代が長かったが、投手の持ち味を引き立てる好リードでも知られた。ただ貧打で専守防衛型の捕手だった。

◯城島健司(平成7年~24年 ダイエー、ソフトバンク、MLB、阪神)捕手1245試合
1406安打244本808点72盗 打率.296 MVP1回、ベストナイン6回、ゴールデングラブ8回
強打の捕手として攻守でホークスを支える。強肩、俊敏なフィールディングでも鳴らす。MLBでもマリナーズで活躍。MLBでプレーした唯一の日本人捕手。復帰後は阪神でマスクをかぶった。

◯日高剛(平成10年~26年 オリックス、阪神)捕手1414試合
956安打79本434点11盗 打率.237
右投げ左打ち。強打で鳴らした大型捕手。平成12年から9年間、オリックスの正捕手として活躍。阪神では代打としての起用が増えた。

◯藤井彰人(平成11年~27年 近鉄、楽天、阪神)捕手1049試合
565安打10本173点18盗 打率.236
草創期の楽天の正捕手。近鉄時代から岩隈久志とバッテリーを組み好リードで実績を残す。FAで阪神に移籍後もベテラン捕手として存在感を示す。

里崎はしばしば殊勲打、阿部は捕手史上3位の390本塁打

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