前田健太、メジャー最多111球熱投で7回途中零封12K! 4勝目の権利持って降板
地区首位ロッキーズ相手に好投
ドジャースの前田健太投手が23日(日本時間24日)、本拠地ロッキーズ戦で7回途中を無失点に抑える好投を見せ、4勝目の権利を持って降板した。
前田がナ・リーグ西地区首位の相手に圧巻のピッチングを見せた。初回2死から主砲アレナドに四球を与えたものの、4番パーラを一ゴロに打ち取ると、4回はダール、アレナド、パーラと3者連続三振斬り。4回まで無安打無失点に抑えた。
ドジャースがフォーサイスのタイムリー二塁打などで2点を先制した直後の5回1死にデスモンドに初安打を浴びたが、続くアイアネッタを見逃し三振、カストロを投ゴロに打ち取って得点を許さない。
6回は1死からブラックモンに四球を与えると、ダールの安打で一、三塁のピンチを招いたが、アレナド、パーラと連続で空振り三振に仕留めて無失点を継続。本拠地からはスタンディングオベーションが沸き起こった。
この時点で97球を投じていた前田は7回も続投。先頭のストーリーを見逃し三振に仕留めるとデスモンドも空振り三振。続くアイアネッタに四球を与えたところで降板した。
前田はこの日、自身メジャー最多111球を投げ、6回2/3で2安打4四球12奪三振、防御率は3.38。前回のマーリンズ戦でも8回2安打無失点に抑えており、2試合連続の好投となった。