大谷が28日ヤンキース戦登板回避 田中と投げ合い消滅も打者で対戦濃厚
監督と本人は揃って怪我の可能性を否定
エンゼルスのマイク・ソーシア監督は24日(日本時間25日)、大谷翔平投手が27日(同28日)に予定されていた敵地ヤンキース戦での先発を回避すると発表した。これにより、ヤンキース田中将大投手との投げ合いは消滅した。23歳二刀流に怪我はなく、指揮官は体の負荷を考慮しての決定だったと明かしている。
24日(同25日)敵地ブルージェイズ戦で2安打&4出塁の活躍をした大谷は、報道陣に対して「どのみちバッターでは出ると思うので、打席には立つと思います。そういう意味ではどちらでも、やる機会はあると思います」と話し、打者として田中と対戦する機会を心待ちにしたという。
この日の試合前はブルペンにも入らず、キャッチボールに終始。その上で、大谷自身も怪我の可能性は否定し、チームが登板日を延期した背景には、前回登板した20日(同21日)レイズ戦でメジャー移籍後最多となる110球を投げたことが考慮されたのではないかと推察したという。
日米のファンやメディアが待ち望んだ田中との投げ合いはお預けとなったが、それでも田中VS大谷の投打対決は実現する可能性が高そうだ。
(Full-Count編集部=AP)