DeNA筒香が通算150本塁打を達成 本塁打率で見る歴代強打者たち
ここ5年間の通算本塁打ではヤクルト山田が140本でトップ
現時点で筒香は17.44で45位。現役でもバレンティン、中村剛也についで3位となっている。筒香は横浜高校から2009年ドラフト1位で横浜(現DeNA)に入団した。1年目から1軍の試合には出ていたが、入団4年目までは589打数で20本塁打。本塁打率は29.45、早くから大器と目されながら、数字的には物足りないものだった。
しかし。翌2014年に22本塁打を打ってからは、リーグ屈指の強打者に成長していく。2014年から2018年までのここ5年間のNPBの通算本塁打数10傑を見るとこうなる。
1山田哲人(ヤ)140本(2318打数 本塁打率16.56)
2筒香嘉智(De)130本(2028打数 本塁打率15.60)
3ロペス(De)126本(2111打数 本塁打率16.75)
4中村剛也(西)119本(1760打数 本塁打率14.79)
5メヒア(西)117本(1790打数 本塁打率15.30)
6レアード(日)113本(1685打数 本塁打率14.91)
6松田宣浩(ソ)113本(2157打数 本塁打率19.09)
8エルドレッド(広)109本(1447打数 本塁打率13.28)
8柳田悠岐(ソ)109本(2070打数 本塁打率19.00)
10バレンティン(ヤ)107本(1486打数 本塁打率13.89)
ここ5年でいえば、筒香はヤクルトの山田哲人に次ぐ130本塁打を打っている。本塁打率も15.60と着実に進化していることが見て取れる。昨年、5月末までの本塁打数は4本だけだった。今季は早くも13本。2016年以来の本塁打王のタイトルに大いに期待がかかるところだ。今後の活躍に注目したい。