鷹テコ入れに動く 左腕・辛島対策で昇格の西田、塚田を即スタメンに抜擢

ソフトバンク・西田哲朗【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・西田哲朗【写真:藤浦一都】

西田が「2番・遊撃」、塚田が「8番・一塁」に入る

 ここまで貯金1と波に乗れないソフトバンクがテコ入れに動く。本拠地ヤフオクドームで行われる楽天戦に向けて、3選手を入れ替え。西田哲朗内野手、塚田正義外野手、高橋礼投手を登録し、前日プロ初安打を放ったばかりの川瀬晃内野手、田中正義投手が2軍に降格。さらに、ジュリスベル・グラシアル内野手は左手薬指を骨折したため、出場選手登録を抹消された。

 この日の楽天の先発が左腕の辛島航ということで、昇格した西田と塚田を早速スタメンで抜擢する。藤本博史打撃コーチはこの日の試合前練習後に「グラシアルが今日ファーストを守るはずだったんだけど。この3連戦は左が2人(辛島、塩見が)来るから。ファームで調子がいいのは塚田、西田、長谷川勇、牧原。グラシアルの代わりにファーストを守れて右というと塚田かな、と。2人とも(スタメンで)出ます。調子がいい時はすぐに出た方がいい。置いておくと調子が悪くなる」と明かした。

 「1番・二塁」で川島を置き、西田が「2番・遊撃」、塚田が「8番・一塁」に入る。最近4カードは4勝8敗と大きく負け越しているソフトバンク。テコ入れ策は、実を結ぶだろうか。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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