ヤンキース指揮官が打者・大谷を警戒 「今週末はチャレンジになる」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

4月の敵地対戦では豪快弾を許し「アウトに仕留めないと」

 ヤンキースのアーロン・ブーン監督は25日(日本時間26日)、本拠地エンゼルスの前に会見を行い、「5番・DH」で先発する大谷翔平投手について「苦戦しているけど仕留めないと」と警戒した。

 投手・大谷は27日(同28日)に予定されていた先発マウンドを回避。ヤンキース3連戦には打者としてのみ出場する。投手・大谷と対戦できないことについて、ブーン監督は「残念とか残念じゃないじゃなくて、実際に対戦する投手に対して、どんな作戦を立てるか、そして準備を進めるだけ」とはぐらかしたが、打者・大谷に話が及ぶと「アウトに仕留めないと」と力を込めた。

 敵地での3連戦では、4月27日(同28日)に1試合だけ打者として対戦。開幕投手のルイス・セベリーノが豪快な4号ソロを右翼へ叩き込まれた。ブーン監督は「向こうで対戦した時も打たれたし、彼はとてつもない打者のようだ」と称え、「世界最高レベルを見るのはいつだって楽しい」としながらも、「今週末は我々にとってチャレンジになる。攻略できればいい」と大谷封じに意気込みを見せた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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