柳田と山田は再びトリプル3達成なるか? 今季達成の可能性を探る

ソフトバンク・柳田悠岐とヤクルト・山田哲人【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・柳田悠岐とヤクルト・山田哲人【写真:荒川祐史】

2016年に柳田と山田がW達成、山田は2016年も2年連続

「トリプルスリー」は、2015年にソフトバンク柳田悠岐とヤクルト山田哲人の2人が達成した。2002年に西武の松井稼頭央が達成して以来13年ぶりの快挙で、流行語大賞にも選ばれるほどの話題になった。山田は2016年にもトリプルスリーを達成したが、今季はそれ以来のトリプルスリーが見られる可能性が大いにある。

 両リーグで打率.290以上の打者の今季最終成績を予測した。残り試合にすべて出場すると仮定し、現在と同じペースで本塁打、盗塁が出るとして数字を加算した。数字は四捨五入。打率順。

○パ・リーグ
柳田悠岐(ソ)38本35盗塁 打率.383★
秋山翔吾(西)23本13盗塁 打率.365
近藤健介(日)8本12盗塁 打率.350
中村奨吾(ロ)7本46盗塁 打率.315
中村 晃(ソ)18本0盗塁 打率.299
浅村栄斗(西)29本7盗塁 打率.298
源田壮亮(西)0本46盗塁 打率.290

 柳田が余裕でトリプルスリーをクリアしそうな勢いだ。今季はさらにトリプルフォーの期待感さえある。柳田はトリプルスリーの翌2016年には、投手から勝負を避けられ100四球を記録。打率こそ.306をマークしたが、18本塁打23盗塁と数字が下落。2017年は打率.310、31本塁打を記録したものの盗塁数が14と激減した。今年10月には30歳となる柳田にとって「足」がネックになると思われたが、今季はすでに11盗塁。このペースでいけば2度目の快挙は可能だ。

 パは現在のところ、柳田以外にトリプルスリーを達成しそうな選手は見当たらない。

セ・リーグは…

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