柳田と山田は再びトリプル3達成なるか? 今季達成の可能性を探る

セ・リーグは…

○セ・リーグ
坂本勇人(巨)16本13盗塁 打率.352
アルモンテ(中)25本0盗塁 打率.351
坂口智隆(ヤ)3本14盗塁 打率.347
岡本和真(巨)29本6盗塁 打率.341
ロペス(De)50本0盗塁 打率.330
平田良介(中)10本16盗塁 打率.316
宮崎敏郎(De)27本0盗塁 打率.315
山田哲人(ヤ)40本43盗塁 打率.307★
糸井嘉男(神)27本27盗塁 打率.307△
ビシエド(中)21本3盗塁 打率.300
西浦直亨(ヤ)7本0盗塁 打率0.291

 セ・リーグでは山田が久々に元気だ。本塁打、盗塁は「40」ペース。史上初の2年連続トリプルスリーを記録した2016年9月に月間打率が.167と急落。2017年は打率.247、24本塁打14盗塁と低迷した。しかし、今季は5月に.360と打撃が急上昇。3度目のトリプルスリーが可能なところまで成績を上げてきた。

 注目すべきは阪神の糸井嘉男だ。本塁打、盗塁ともにやや足りないが、今後の活躍いかんではトリプルスリーの可能性がある。糸井は現在36歳で、シーズン終了時には37歳3か月になる。もしトリプルスリーを達成すれば、1950年岩本義行の38歳7か月に次ぐ高齢記録となる。

 29日からは交流戦が始まる。普段対戦していない投手との顔合わせによって、各打者の成績は大きく変動する可能性がある。今後に注目していきたい。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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