オリ田嶋、DeNA東が一際光る ハムは清宮苦戦も、西村活躍 12球団ルーキー診断
DeNAは最多5選手が、阪神も4選手が1軍デビュー果たす
ヤクルト(17勝26敗1分、3.5差)
1 村上宗隆捕手(九州学院高)1軍出場なし
2 大下佑馬投手(三菱重工広島)1軍出場なし
3 蔵本治孝投手(岡山商大)1軍出場なし
4 塩見泰隆外野手(JX-ENEOS)1軍出場なし
5 金久保優斗投手(東海大市原望洋高)1軍出場なし
6 宮本丈内野手(奈良学園大)1軍出場なし
7 松本直樹捕手(西濃運輸)3試合5打数0安打0本塁打0打点 .000
8 沼田拓巳投手(BC石川)1試合0勝0敗0S0H 9.00
セ・リーグではDeNAが最多の5人、次いで阪神が4人1軍デビューし、巨人も3人が1軍の試合に出場している。その中で、やはり輝くのはDeNAだろう。1位の東がローテの一角を担い4勝2敗、防御率はリーグ2位の1.84をマークしている。2位の神里もチームの戦力となり、7位の宮本はプロ入り初安打が初本塁打、その翌日には2試合連続本塁打を放っている。
阪神は高橋遥人投手が先発で2勝をマーク。ローテの関係上、昇格と降格を繰り返しているものの、その投球内容は先輩投手たちにもヒケを取らない。熊谷、島田は共に俊足を武器としたタイプ。巨人は大城が26試合に出場し、打率.286も上々。小林誠司に次ぐ2番手捕手の位置を確保している。中日の鈴木博志は22試合に投げて3勝9ホールドをマークしており、チームのセットアッパーを担っている。
逆に12球団で唯一、1人もデビューしていないのが広島。戦力が充実しているチーム事情もあり、じっくりとファームでの育成に注力している。見渡せば、現時点で活躍を見せてくれているルーキーには、社会人出身者が目立つ。これから始まる交流戦。初めて異なるリーグの選手と対戦する場で、どのルーキーが球界を沸かせてくれるだろうか。
(Full-Count編集部)