投手の活躍目立つ サファテ離脱の鷹は苦しいか… 12球団助っ人査定パ編

ハムのマルティネスは8試合中7試合でQS達成と安定感抜群

◯2位:日本ハム(27勝20敗0分)3点
マイケル・トンキン投手(4点)
20試合2勝0敗10S4H 防御率2.29
ニック・マルティネス投手(4点)
8試合4勝4敗0S0H 7QS 防御率2.68
ブライアン・ロドリゲス投手(1点)
2試合0勝2敗0S0H 0QS 防御率20.25
オズワルド・アルシア外野手(3点)
31試合108打数31安打3本塁打12打点 打率.287
ブランドン・レアード内野手(3点)
41試合152打数37安打9本塁打20打点 打率.243

 トンキンは開幕直後はセットアッパー、そして途中からはクローザーとなり2勝0敗10セーブ4ホールドと上々。マルティネスも4勝ながら、8登板中7試合でQS達成と安定感が光る。テンポ良く、球数も少ない好投手だ。アルシア、レアードはまずまずの成績だが、期待度からすれば、やや物足りないか。開幕投手を任されたロドリゲスはここまでは期待外れ。

◯3位:ソフトバンク(23勝23敗0分)2点
リバン・モイネロ投手(2点)
22試合3勝0敗0S7H 防御率4.26
リック・バンデンハーク投手(3点)
8試合3勝4敗0S0H 4QS 防御率5.59
デニス・サファテ投手(2点)
6試合1勝0敗0ホールド5セーブ 防御率3.00
アルフレド・デスパイネ外野手(2点)
46試合162打数35安打12本塁打29打点 打率.216
ジュリスベル・グラシアル内野手(3点)
12試合30打数9安打0本塁打1打点 打率.300

1軍出場なし
ロベルト・スアレス投手

 ここまで苦戦を強いられている王者。その要因は助っ人にもある。まず何と言っても守護神サファテの離脱が痛い。わずか6試合の登板で股関節の手術のために離脱、米国でリハビリを行なっている。昨季セットアッパーとして活躍したモイネロも4試合連続失点を喫するなど、防御率4点台。バンデンハークも防御率5点台と昨季までのような安定感はない。デスパイネはここに来て復調気配だが、ここまで打率.216は物足りない。グラシアルも指の骨折で戦線を離れた。

オリックスはロメロ、マレーロの主砲2人の低迷が響く

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