田中と大谷、10月のPSで再び激突? NY紙が予想「今週の無安打は忘れよう」

大谷にはさらに伸びしろ、一発勝負で“化ける”可能性!?

 仮にお互いにワイルドカード2位以内に入れば、ポストシーズンのワイルドカードゲームで、ヤンキースとエンゼルスは一発勝負の決戦に臨むことになる。田中と大谷との投げ合いになる可能性も当然あり、同紙は「97マイル(約156キロ)の直球と打者を困惑させるスプリット&スライダーを備えるオオタニは、ワイルドカードでの試合で破壊的な武器となることだろう」と、大谷がさらに“化ける”可能性に言及した。

 そして同紙は、これだけのフィーバーの中で結果を出す大谷のメンタル面も高く評価。「彼はスポットライトに悩まされたりはしない。毎日それを受けながらプレーしているのだから」と、大舞台になるほど力を発揮するタイプだと分析した。

 対して、田中は2015年のワイルドカードゲームでアストロズに0‐3で敗れたものの、昨年はポストシーズンで圧巻の投球を続けてリーグ優勝決定シリーズ進出に大きく貢献。同紙は「ヤンキースはタナカが登板したエンゼルス戦は6戦全て勝利しているが、10月にオオタニと対決するときのようなノックアウトゲームでの緊張感のある試合は、その中で皆無である」と、10月には田中と大谷が熾烈な戦いを演じると予想した。まずは両軍とも、ポストシーズンに進出することが先決ではあるが、NYタイムズの予想が当たれば、日本のファンにはたまらない真剣勝負が実現することになる。

(Full-Count編集部)

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