「大谷は球界最高の選手」でまた“波紋” 米司会者絶賛に「クレイジーか?」
ベッツやマルティネスを称賛も「彼らは登板しますか?」
これについて、アシスタントも「オオタニの仕事ぶりは信じられないものです。投手としては(エンゼルスの)ブルペンがあり得ないような惨状で、必要なサポートを手にできていません。勝ち負けに関して特に。そして、ヒットを打つこともできる。ホームランダービーにも出場できるポテンシャルで、テレビ的にも最高な存在です。(最高の選手から)かけ離れているとは思いませんね」と同調した。
ゴットリブ氏はさらに「(二刀流を)誰がやってのけたんだ? ルーシアン(ベーブ・ルース)ほど十分な打席には立てていない。だが、ルーシアンのようなクオリティを見せているじゃないか」と熱弁。大谷の打撃成績を紹介しながら、20日(日本時間21日)のレイズ戦でチームの連敗を「5」で止めた圧巻のピッチングにも言及した。
「打撃だけではなく、投球も考慮しなければいけません。オオタニは圧巻でした。防御率3.35、9回あたりの奪三振数は11.6なのです。タンパベイ・レイズ戦で先発し、7回2/3で9奪三振、6安打2失点でした。みなさん、誰がこれをできるというのですか。誰も成し遂げられなかったのですよ」
大谷は最高の選手だと強調したゴットリブ氏。「J.D.マルティネスはすごい。ムーキー・ベッツは素晴らしい。彼らは登板しますか? いや、投げませんね。我々は比較できないものを比較しているのかもしれません。納得できない人には、オオタニは最もダイナミックな若手選手、トラウトが球界最高選手ということでもいいですが…」と二刀流のスーパースターへの熱烈な賛辞で締めくくっていた。
大谷が歩む“唯一無二”の道。その圧倒的な能力に魅了される人が、米国でも続出しているようだ。マークが厳しくなり、自身の疲労も蓄積する中で貴重な同点打を放った二刀流右腕は、存在感を放ち続けている。
(Full-Count編集部)