ロッテ鈴木、母校の東洋大リーグ優勝を見届ける 「僕は僕でいい刺激にして」

ロッテ・鈴木大地【写真:荒川祐史】
ロッテ・鈴木大地【写真:荒川祐史】

自身は大学4年間のリーグ優勝5度、日本一4回を経験

 東都大学野球春季リーグ戦東洋大学が最終週最終日で東洋大学が亜大に9-0で大勝し3季連続19度目の優勝を決めた。東洋大野球部OBのロッテ鈴木大地は、31日ヤクルト戦前に2日連続で観戦し、目の前で母校の優勝を見届けた。

 ドラ1候補右腕の先発・上茶谷が6回1安打無失点でリーグ最多の6勝目。7回からクローザーの甲斐が登板しての完封リレーに「タイミングが合って、東洋の試合を見れたのがすごく嬉しい。優勝した瞬間はなつかしいと思った。今の学生も本当にきつかったと思うが、最後で2連勝して優勝できたのは価値がある」と亜大との初戦を落とし、負ければV逸という崖っぷちからの優勝を称えた。

 大学4年間でリーグ優勝5回、全国制覇を4回経験しているだけに「ここで終わりではない。全国で頑張ってもらいたい気持ちと、僕は僕でいい刺激にして、こんな成績(30日まで打率.231、1本塁打、13打点)ではダメだと思う。今日をきっかけにいいスタートを切れればいい」と、6月11日から始まる全国大学野球選手権に出場する後輩にエールを贈るとともに、自分自身にもカツを入れていた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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