エンゼルス戦で乱闘騒ぎ、“当事者”オドルは平然「クリーンなスライディング」

ヒートアップするレンジャーズのルーグネット・オドル(右)【写真:Getty Images】
ヒートアップするレンジャーズのルーグネット・オドル(右)【写真:Getty Images】

最後のプレーで一触即発も…「汚いスライディングではなかった」

 エンゼルスの大谷翔平投手が「5番・DH」で出場し、3打数1安打1四球の活躍で6-0の勝利に貢献した1日(日本時間2日)の本拠地レンジャーズ戦。終了直後に、球場が一時騒然となる乱闘騒ぎがあった。ただ、“当事者”であるレンジャーズのルーグネッド・オドル内野手は「クリーンなスライディングだ」と主張したとテキサスの地元紙「スターテレグラム」が伝えている。

 この試合最後のプレーは、ロナルド・グスマンのニゴロ併殺打。しかし、ここで併殺崩しを狙った一塁走者オドルの足が、遊撃の名手アンドレルトン・シモンズの左脛と接触した。メジャーリーグでは、2016年からあからさまな併殺崩しのスライディングは禁止されており、6-0と点差も開いていたこともあって、シモンズは怒りをあらわにした。

 すると、オドルも応戦。両チームの選手がダグアウトから飛び出し、一触即発の雰囲気となった。大谷も初の乱闘騒ぎに最後尾で“参戦”。乱闘には発展しなかったものの、試合は後味の悪い終わり方となった。

 ただ、試合後のオドルは悪びれる様子はなかったという。「スターテレグラム」は「オドルは弁解『汚いスライディングではなかった』」とのタイトルで記事を掲載。「キンズラーが仲介役になった形だが、シモンズがオドルを押したことで、ベンチ総出の状況となった」として、オドルの主張を紹介している。

「彼は怒っていたけど、僕は『何のことを言っているんだよ?』という感じ」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY