大谷翔平のNPB時代の最も衝撃的な場面は、伝説の…元同僚マーティンが回顧
マーティンが振り返った“衝撃”シーン「彼が本物だとわかったのは、間違いなくその瞬間」
マーティンは、大谷がここまで辿ってきたメジャーの道のりについて「スプリングトレーニングの趣旨を理解しているんだ。つまり学習曲線なんだよ。対戦投手がどのように攻めてくるか、そして彼が投手の時には打者がどんなアプローチをしてくるのか。それを学んでいたんだよ」と説明。そして、「でも、これは必ずしも容易なことではないよ。ここは非常にタフなリーグだからね。順応することが求められるんだ」と、メジャー1年目で見せた大谷の対応力を称賛している。
また、同インタビューでは日本時代に大谷が見せた投打両方での最も衝撃的だった場面をマーティンに質問している。「彼が本物だとわかったのは、間違いなくその瞬間だね。ほとんど自力で、彼は試合に勝ってしまったんだよ」と興奮気味に語ったのは、2016年7月3日の対ソフトバンク戦について。「1番・投手」として出場した試合がベストだったという。この試合は大谷が打者として初球先頭打者本塁打を放ち、投げては8回無失点の快投を見せ、9回をマーティンが締め2-0で勝利している。
また、元チームメートとして大谷からメジャーで過ごすうえでのアドバイスを求められたかとの問いには「そういうことは無いかな。彼はさほど煩わしさを感じていないと思うよ。彼は本当に野球に集中しているんだ。それこそが、異国の地でプレーするときにやらなきゃいけないことなんだよ。僕も同じ状況を経験しているからね。まずは野球に専念して、他の身の回りのことについては後々慣れ始めてくるものだから」とコメントしている。
(Full-Count編集部)